国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所 やすらぎのしなのがわ

やすらぎ堤耐震対策工事

事業の目的

 地震発生時に液状化によりやすらぎ堤が沈下・崩壊をしないよう、やすらぎ堤下の基礎地盤を強化し、洪水等から市街地を守るための工事です。

地震に強い川づくり 信濃川下流 やすらぎ堤 耐震対策工事 «紹介ビデオ»

  映像時間:6分33秒

新潟市内の液状化しやすさ

液状化しやすさマップ

対策

 基礎地盤を強化するため、地盤内に杭を造成します。
 今回の工事では「静的締固め砂杭工法」で直径700mmの砂杭と「スラリー撹拌工法」で直径1,600mmのセメント杭を造成します。いずれも、近隣の皆様ややすらぎ堤を利用の皆様にできるだけご迷惑をおかけしない工法で施工します。

液状化とは

液状化Q&Aへ (PDF:7.7MB)      越後平野の生い立ちへ (PDF:8.5MB)
『新潟県内液状化しやすさマップ』より抜粋

新潟地震の被害状況


傾斜した川岸町の県営アパート
地盤工学会北陸支部提供
(撮影:小木光興氏)


液状化により落橋した昭和大橋(手前)
地盤工学会提供