海岸保全事業
美しい砂浜を残すために
【有明浜工区】
新潟海岸は、新潟西港の防波堤建設や、信濃川の治水事業、更には昭和30年代の地盤沈下などの影響により、海岸侵食が発生しました。このため、有明浜工区では昭和52年度より侵食対策事業として、離岸堤、人工リーフ等の整備を進め、その効果により、砂浜の回復が図られました。また、冬季の季節風により砂の飛散が発生しており、砂浜の損失により侵食を助長する恐れがあるため、海岸侵食の抑制や、より豊かな海浜環境の創出を目的に地元住民と協働で植栽による砂浜安定工を実施しています。
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離岸堤による効果 |
【金衛町工区】
関屋分水路から東側延長2.9km区間は、砂浜の侵食が激しく、その姿を見ることができない状況です。
平成19年度から抜本的な海岸の保全対策を行うため、直轄事業に着手し、ヘッドランド、人工リーフ、養浜の整備を進めております。
多くの市民に愛される憩いの空間、「自然・田園と共生する都市新潟」の新たなシンボルとしての海辺ウォーターフロントを目指しています。
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完成イメージ |