凍結防止剤散布車は、路面の凍結防止、防滑、除雪作業の支援等を目的とし、路面の圧雪又は氷盤状態上に塩化ナトリウム、塩化カルシウム等の防止剤を散布する機械です。散布量、散布幅の設定をすれば、車速の変化に追従して散布密度を一定にすることができます。
凍結防止剤散布車
開発年表
1950年代
- 1955年
- 戦後から1965年ごろまでは、道路上で歩いて散布、またはトラックからスコップで散布するなどの人力による砂散布が行われる
- 1958年
- 簡易形骨材散布機(ハンガー式簡易散布機)が開発される
1960年代
- 1965年
- スクリュー回転式薬剤散布機が開発される
ドラム式凍結防止剤散布装置を導入【北陸】
1970年代
- 1973年
- 車速に同調し、薬剤の定量散布ができる凍結防止剤散布車を開発【北陸】
1980年代
- 1989年
- 湿式散布形式を採用した凍結防止剤散布車が開発される
1990年代
- 1992年
- 多車線散布用の凍結防止剤散布車(湿式)を開発【北陸】
- 1998年
- 湿潤式散布形式の凍結防止剤散布車を開発【北陸】
2000年代
- 2008年
- 散布車のシャシ塗装が重防食シャシ塗装に変更される
2010年代
- 2013年
- 凍結防止剤散布車ガイダンス装置を開発【北陸】