「日本海国土軸」構想は、北海道から日本海沿岸地域を経て九州北部に至る日本海側に、高速交通・通信体系等を整備することにより、社会、経済、生活、文化等の諸機能をネットワーク化し、新たな国土の主軸を形成しようとするものです。
平成23年3月に発生した東日本大震災によって、国全体としてのリスク分散やバックアップ体制の必要性が浮き彫りとなり、「災害に強い多軸型国土づくり」の観点からも、日本海国土軸の形成につながる道路網等の早急な整備が求められています。
日本海沿岸東北自動車道(日沿道)は、新潟県・山形県・秋田県の主要都市を結び青森県に至る延長約322km(新潟空港IC~青森IC)の自動車専用道路です。
このうち、新潟・山形県境の「朝日まほろばIC~あつみ温泉IC」区間(延長約40.8km)は、平成25年に「朝日温海道路」として事業化されています。
区間 | 起点 新潟県村上市川端(朝日まほろばIC) 終点 山形県鶴岡市大岩川(あつみ温泉IC) |
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延長 | 40.8km |
標準幅員 | 13.5m(2車線) |
構造規格 | 第1種第3級 |
設計速度 | 80km/h |
平成24年1月 | 計画段階評価完了 |
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平成24年12月 | 都市計画決定(山形県区間) |
平成25年1月 | 都市計画決定(新潟県区間) |
平成25年度 | 事業化 |
平成27年12月 | 用地買収着手 |