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1−4.「考える会」の結果報告
第1回考える会|第2回考える会

1月20日(木)に、加賀市文化会館にて、第1回「国道8号及び沿道のまちづくりを考える会」を開催しました。
参加者が3つのグループに分かれ、なごやかな雰囲気の中、熱心に活発な話し合いが行われました。
この中では、グループ会議で出された主な内容を紹介します。


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グループ会議で出された主な意見
良い点・気になる点・問題点
- 良い点
- (C)生活道路としては非常に便利である
- (A)幹線道路であるが故に大変活気がある
- (A)商圏が町中より国道8号に移り、買い物客にとっては非常に便利
- 沿道施設
- (A)つぶれた店などが気になる
- (A)パチンコ銀座か
- (A)全体が4車線になった場合、お店やさんに寄りにくくなるのでは?
- (A)沿道の店を衰退させてはならない
- (C)「道の駅」的な施設が不足
- 安全性
- (A)歩道は誰もあるいていない
- (A)歩道のアップダウンが激しく歩きにくい
- (C)現状の8号線では左右の店舗に入りにくく、事故が心配
- 景観
- (A)みどり(グリーン)が少ない
- (C)全てにおいて、沿道の看板は景観上あまりにもきたない
- (C)市の入り口である熊坂・箱宮の両交差点は、来訪者を迎える顔になっていない
- ※文章最初の記号(例:(A))は、意見を出したグループを指します。
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- 渋滞
- (C)8号線は混雑するので、どうしても混雑しない道を選んで走っています。
- (C)年々交通量が増加して、生活道路には不便になった
- (C)買い物しようと思っても、渋滞するので行きたくない
- (B)休日等の渋滞が原因のため、ある商店では、出入りが不自由になるため、来客が少なくなる
- 8号問題・計画について
- (A)何のためにまちづくりを考えるのか、景観を言うのか、生活空間を言うのか、加賀市全体のまちづくりの視点で考えるのか?
- (A)将来的に8号線の沿線をどう位置づけるのかわからない
- (A)今頃になって国道8号問題に取り組むなんて
- その他
- (A)8号線は夜になると特に大型トラックが多い
- (C)交通量が、曜日・時間により変動が大きい
- (A)ロードサイドサービスを受ける車両と通過車両が混在している
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●黒瀬
(A)黒瀬方面で、道を4車線に直している場所の車線がわかりにくい
(B)黒瀬交差点のドラム缶をもう少し整理して並べてみては?
(C)黒瀬から大聖寺川にかけて、トラックが多く駐車している |
●中代南
(B)左折・右折レーンがほしい
(B)8号線中代南の信号機の時間差がありすぎ
(C)8号線の沿線に大型スーパー(ジャスコ)があり、車が余計に混雑するのでは?
●桑原
(A)T字型の交差点は問題あり |
●中代
(C)8号線は横断しにくい、特に農繁期は困る、渋滞のため
●箱宮
(C)小松バイパスと8号線の合流地点が危険
●分校
(A)交通事故が多い
●松山
(A)信号渋滞、大型車右折・左折のため
(C)松山交差点の信号は短い
(C)箱宮−松山間は道路が直線で事故が起きやすい |
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●加茂
(B)加茂の交差点がいつも渋滞
(C)加茂の住民が、車が渋滞していると家に入れないと聞いた
(C)交差点が全体に狭く、渋滞の原因ではないかと思う
(B)加茂交差点の右折禁止を、時間規制 |
●加茂−西島間
(B)お菓子城での渋滞を解消してほしい
(B)九谷焼・お菓子城等に出入りするバスのため、渋滞が生じる
(C)8号線の王様の本より出るとき、なかなか出られない |
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みちづくりのあり方
- 渋滞の解消
- (C)8号線と立体交差の道路が最低1ヶ所ほしい
- (B)8号線全区間の信号は深夜全て黄信号にしては?
- (B)右折路線を設ける、できれば全区間
- 現道拡幅(4車線化)
- (B)早く4車線にすべき
- (B)今まで4車線にできなかったのは不思議です
- (B)箱宮町から現8号線を拡幅すべきです
- バイパス
- (B)「産業道路」を8号にしては?(産業道:加賀広域農道)
- (B)通過交通はバイパスに通し、現道を生活道路にする
- 時期
- (A)タイミング的に5年以上遅れている、早急に実現に向かって活動してほしい
- (B)今こそ絶好のチャンス
- その他
- (C)水はけの良い舗装にしてほしい
- (A)騒音を出さない道路材料で施工
- (A)水たまりのできない道をつくってほしい
- (A)北陸は天気が悪い日が多いので、そのための配慮がほしい
- (A)商店に出入りしやすい乗り入れ口の確保
- (C)田園地帯なので、耕うん機等が横断しやすいようにする(C)
- 道の駅・休憩所の設置
- (A)道の駅のような物がほしい(閉店しているような店を利用して)
- (A)長距離ドライバーのための道の駅の設置
- (A)観光客のための無料案内所(例えば、観光協会や旅館組合などが運営)
- (C)駐車できるスペースがほしい(仮眠できる)
- 安全なみちづくり
- (A)歩行者のための安全な歩道
- (A)交差点付近の至近距離は幅員を広く
- みどり・景観
- (C)グリーンベルトのあるみちづくり
- (A)沿道を花いっぱいにすると心が和む
- (A)沿道に公園やベンチのある緑の場所をつくって
- (A)花のなる木で並木道をつくってほしい
- 標識の改善
- (C)交差点名の標識を大きく
- (C)道路標識の見直し

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沿道のまちづくりのありかた
- 通過交通中心の沿道にする
- (C)Uターンのできないみちに店はいらない
- (C)8号線沿線に「まち」はいらない
- にぎわい・ゆとり
- (A)フルタイム営業の商店街
- (A)24時間営業のレストランやガソリンスタンド
- (A)沿道に皆が集まる施設の誘致
- (B)ゆっくり買い物・飲食のできるまち
- (B)朝市などできる道があり、地域交流ができるまち
- ボランティア
- (A)そのまちのグループの人たちで花づくりやボランティア活動を積極的にお願いしたい
- (A)沿道の空き缶やゴミの清掃に、ボランティア活動を積極的に要請したい(子供会・婦人会)
- 公園・緑地
- (A)散歩して立ち寄れる楽しいお店があり、小川が流れ、緑がある、心和む場所が歩いていけるところにほしい
- (A)水や緑をふんだんに取り入れた公園
- (A)ちびっ子やお年寄りが休める公園
- その他
- (A)適切な照明灯
- (A)車幅の広いまちづくりはイメージできない、加賀市が目指すまちづくりと合うのか?(
- (B)大型店はもういらない
- (C)加賀市全体の道路網計画をたててほしい
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グループ内で、まちづくりのテーマ及び方針、具体的な整備イメ ージについて話し合いました。
2月21日(月)に、加賀市文化会館にて、第2回「国道8号及び沿道のまちづくりを考える会」 を開催しました。
今回は、前回の議論をもとに、みちづくり・まちづくりのテーマを設定し、その後具体的な整備イメージを図面に描いていただきました。
この中では、各グループで出された主な意見を紹介します。

各グループで話し合った後、各グループの代表の方に内容を発表していただきました。

庄小学校、南郷小学校、山代中学校の児童生徒に、沿道のまちづくりイメージについて、数多くのアイデアを出していただきました。
なお、これらの内容については、次回開催予定の「第3回国道8号問題をかたる懇談会」でも、各グループの代表の方から発表していただく予定です。
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A班では、とにかく実行できるところから手をつけていこう、また、既存の商店の活性化を考えて、あくまでバイパスにはしない、という意見のもと、以下の方針をまとめました。

- テーマ
- 安全で渋滞がなく、にぎわいのあるまちづくり
- 方針
- ① 現道を拡幅する(理想は中央分離帯がない)
- ② 渋滞解消のために、交差点の拡幅・立体交差化・交差点信号の見直し
- ③ 沿道の店舗がにぎわう
- ④ 歩行者(こども・お年寄り)と、農耕車が横断しやすい道路
沿道まちづくりの整備イメージ

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B班では、「観光都市加賀」を第一に考えて、なおかつ交通もスムーズに流れる案を考えました。

- テーマ
- 渋滞を解消するためには、バイパスの整備が最重要!!
- 方針
- 案① 現状(8号)に近接したバイパス
- 案② 山側に新設:支障のある施設が少なく、早期に整備が可能
- 案③ 海側に新設:一部市道(加賀広域農道)を利用
沿道まちづくりの整備イメージ

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C班では、加賀市の顔となる道をアピールするために、「九谷街道」「十万石街道」「湯けむり街道」などのネーミングをつけようという意見が出されました。

- テーマ
- 観光客をもてなすまち
- 方針
- ① 交通渋滞をなくす、4車線に拡幅する
- ② 商業集積を進めていく
- ③ みどりの多い沿道(松並木など)
- ④ 観光客だけでなく、市民が利用できる沿道にする
- ⑤ 信号を少なく、スムーズに走れる道にする
沿道まちづくりの整備イメージ

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2回に渡り、熱心にご議論いただきありがとうございました。
次回開催予定の「第3回国道8号問題をかたる懇談会」にもひきつづき出席頂きますよう、よろしくお願いします。
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