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2.住民意向調査結果
加賀市では平成8年6月に、加賀市都市計画マスタープランを策定するため、加賀市住民を対象としたアンケートを実施しております。今回はその中で、国道8号に関連した質問として「土地利用」と「交通」を取り上げて以下に整理しました。。
問:あなたは、加賀市をより住み良く魅力的なまちにするために、どのようなことを最優先に行えばよいと思いますか。当てはまる番号に○(2つ以内)をつけてください。
(1)土地利用について (2つ以内)
① 全体の結果
グラフ−1

② 地域別の結果
グラフ−2

(1)土地利用の設問で、「国道…」について多く出された地区

- 全体の結果は、「観光・レクリエーション施設の整備」が25.2%と最も多い結果となっており、「国道8号などの幹線道路沿道の商業サービス施設の充実」は、4番目に多い14.2%の割合となっている。
- 地区別に見ると、「国道8号などの幹線道路沿道の商業サービス施設の充実」の意見については、庄地区(22.9%)、分校地区(21.6%)が、それぞれ20%以上と高い割合となっている。
(2)交通について (2つ以内)
① 全体の結果
グラフ−3

② 地域別の結果
グラフ−4

(2)交通の設問で、「幹線道路網の整備」について多く出された地区

- 全体の結果は、「生活道路の整備」が39.4%と最も多い結果となっており、「幹線道路網の整備」は、3番目に多い21.5%の割合となっている。
- 地区別に見ると、「幹線道路網の整備」は、東谷口地区が33.3%と最も高い割合となっている。また、国道8号が通過している庄地区(32.4%)、勅使地区(29.6%)、分校地区(28.6%)、南郷地区(26.4%)が25%以上と高い割合となっている。
■住民意向結果のまとめ
- 国道8号を含めた道路整備の必要性について、加賀市民が高い関心を持っていることが伺えます。
- 特に、国道8号沿線の住民は、生活道路や国道8号をはじめとする幹線道路の整備が日常生活にとって関心が高くなっています。
- この結果を踏まえ、加賀市都市計画マスタープランの中で、国道8号沿道は、「沿道サービスを充実する地区」として位置づけられています。
《参考》加賀市都市計画マスタープランでの国道8号の位置付け
(1)国道8号沿道の土地利用の方針(加賀市都市計画マスタープランから抜粋)
●国道8号沿道は、加賀市都市計画マスタープランの中で、『沿道サービスゾーン』として位置づけられています。
- ○沿道サービスゾーンの土地利用の方針
- 都市間を連絡する交通量の多い主要幹線道路の沿道においては、交通利便性を生かした沿道サービス型の商業業務施設の立地を促進し、土地利用の有効・高度利用を図り、連続した賑わい空間を形成する。
- 《主要な幹線道路》
- ・一般国道8号
- ・都市計画道路片山津インター山代線
- ・ 〃 常磐線

(2)交通施設整備の方針(加賀市都市計画マスタープランから抜粋)
- 都市計画マスタープランでは、道路の役割として、幹線道路網と観光都市としてわかりやすい地域ネットワーク道路等が示されている。
- 国道8号は、幹線道路網の中では 都市間幹線道路 として、観光都市として分かりやすい地域ネットワーク道路網では 東西道路 として位置づけられている。
- 《幹線道路網の中の役割分担》
- ①広域幹線道路(北陸自動車道)
- ②都市間幹線道路(国道8号等)
- ・都市の骨格を形成し、隣接する市町間の連絡性を高め、広域圏における機能分担・連携を促進すると共に、物・人・情報の流通促進や災害時におけるライフラインを確保する。
- ③B地域間幹線道路(その他幹線道路
- 《観光都市として分かりやすい地域ネットワーク道路網の中の役割分担》
- ○加賀市内の道路網は、地域間の連携強化に主眼をおいたものとし、以下の4道路を基本とした形態としている。
- ①外郭道路
- ②環状道路
- ③東西道路(国道8号等)
- ④南北道路
■ 道路網ネットワーク模式図 ■


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