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(2)道の駅について
1.道の駅の必要性
- 石川県内の国道8号沿道には道の駅が整備されておらず、ドライバーの憩いや休息の場となる道の駅の整備が求められている。
- さらなる商業集積を高めるためには、沿道商業者に投資意欲が生まれるような、魅力的な核施設の整備が有効であり、道の駅は核施設となりうる施設である。
- 道の駅は、道路利用者に加賀温泉郷などの観光資源、沿道商業施設、イベントなどの情報を発信する施設とすることを考えている。
2.道の駅の整備位置
- まちづくりへの波及効果が最も高くなる、まちづくり範囲(庄跨道橋付近から中代交差点付近)の中間付近が望ましいと考えている。
- また、他の離れた場所で道の駅が整備されると、既存商業施設の競合相手となったり、そこで休憩するため、まちづくり範囲が通過点となってしまうことから、立ち寄る来客数が減少する恐れがある
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3.施設内容や規模(案)
- 今回提案する道の駅は、駐車場やトイレ、情報発信施設、サイクリングポート、ギャラリーなどを考えている。
- 物販施設は既存の沿道商業施設を活用できることから、道の駅には農産物直売所程度しか考えていない。
1)駐車台数
将来交通量より、概ね大型車18台、小型車124台、障害者用3台以上が必要である。
2)地域振興施設
大規模公園は、約2haとする。
上物施設は、以下の表のとおりとする。
| 施設 |
機能 |
施設内容 |
概ねの規模 |
規模 |
| a.情報発信施設 |
情報サービス提供機能
地域間交流機能
情報検索機能
情報ネットワーク機能 |
ハイビジョンシアター
地域間情報ネットワークシステム
CATV
情報検索端末 |
150〜200u |
あわせて 1,000u |
| b.サイクリングポート |
健康増進機能
リフレッシュ機能 |
自転車ポート
レンタサイクル
休憩施設 |
200u (低配列、両側一列、120台) |
| c.ギャラリー |
市民発表の場 (陶芸、写真、絵画、生花など) |
フレキシブルな展示施設 |
200〜300u |
| d.農産物直売所 |
農業振興機能
農産物購買機能
集客機能
特産物情報発信機能 |
展示販売コーナ
イベントコーナー |
150u |
| e.トイレ |
トイレ |
トイレ(身障者専用含む) (男(小)5、男(大)2、女5、身障1) |
50u |
4.騒音、振動の低減
騒音は、音源からの距離や植栽などによって減衰することから、道の駅の周囲に植栽帯や築山などの設置を検討し、道の駅を整備する段階で行っていく。

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