鳥類阿賀野川の鳥たち

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砂利や砂洲で生活する鳥

阿賀野川の河口には大きな砂州が、また、中流には大きな砂利の中州が広がっています。そんな草の生えていない土地を好んで生活する鳥がいます。

  • 砂利や砂洲で生活する鳥の解説
  • よく見られる場所

イカルチドリのくちばしから尾までの長さは約20cmで目の周りが薄い黄色です。

コアザサシのくちばしから尾までの長さは約28cmです。

卵を抱くコチドリおくちばしから尾までの長さは約16cmで目の周りが濃い黄色です。

【コアジサシ】※ 国・絶滅危惧II類 県・準絶滅危惧 分類:チドリ目 カモメ科

ムクドリくらいの大きさでツバメのような尾を持つスマートな形の白い鳥です。夏になるとやってきて、砂洲で大きな群れをつくって生活し、しばしば水面に飛び込んで小魚をとっています。近寄ると「キリリリッ」と鳴いて攻撃されることがあるので注意しましょう。

【イカルチドリ】分類:チドリ目 チドリ科

1年中阿賀野川でくらすスズメより大きな、チドリの仲間です。日本の川の中流で生活するイカルチドリは最近とても数が減っていますが、阿賀野川では河川敷がとても広いこともあり、比較的よく見られます。砂利地の上をちょろちょろ歩き、ピタッととまって小さな虫をとったりしている様子が見られます。

【コチドリ】分類:チドリ目 チドリ科

夏になるとやってきて、砂利地などに手のひらくらいのへこみの巣を作って卵を産みます。せまい砂利地でも卵を産む場合があるので注意しましょう。「ピオッピオッ」と鳴きながらよく飛んでいます。

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