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(2)近接バイパス案の提案
両側バイパス案が持っている長所(<1>将来のまちづくりの可能性<2>減反等による遊休農地の利活用を行う機械が広がる<3>一体的なまちづくりが行える等)を活かしつつ、短所を克服する案として近接バイパス案を提案する。
- 1)まちづくりの可能性
- 土地区画整理事業などの土地利用の確実な担保がなくても、一体的なまちづくりが行える。
- 2)沿道施設への出入り
- 沿道施設への出入りは走行車線側から行われる事から、副道を設置する必要はなく、安全性も高い。
- 3)対面通行
- 通常と同じ対面通行となることから、逆走する心配はない。
- 4)分合流部
- 現国道とバイパスの分合流部をT字路交差点にすることによって、安全性は高まる。
- 5)交差点
- 増加する交差点は、2ヶ所から1ヵ所に減らす。
- 6)賑わい空間創出
- バイパスには緑地帯や歩道が整備され、さらに、沿道には商業・サービス施設が立地することによって、賑わいのある空間が創出される。
- 7)商業活動
- バイパス沿いには新たな施設の立地が見られるが、現国道とバイパスを近接させることから、一体的な商業活動を行う事が可能である。
- 8)集落分断
- 既存集落を分断しない。
- 9)農地の斜行
- 農地を斜行するが、区間を減少させる。
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