金沢自転車ネットワーク協議会

私たちは、歩行者・自転車・クルマのそれぞれが
安全に安心して通行できる道路空間の創出を目指しています。

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整備・活動による効果

金沢市内の自転車関連事故が大幅に減少!

金沢市内の自転車関連事故は、平成20年の659件に対し、令和3年には176件と73%減少しています。

全交通事故に占める自転車関連事故の割合

自転車通行空間整備路線で事故が大きく減少!!

人口が集中する金沢市中心部エリアを対象として、自転車通行空間が整備された路線と整備されていない路線における、自転車関連事故の発生状況を比較しました。この結果、自転車通行空間が整備された路線は整備されていない路線に比べて、1kmあたりの事故減少件数が多くなっています。

全交通事故に占める自転車関連事故の割合

また、金沢市内の中心部を6つのエリアに区分し、エリア毎に自転車関連事故の発生状況を比較しました。この結果、駅西エリアの1kmあたりの事故減少件数が最も多く、その他のほぼすべてのエリアにおいても自転車通行空間整備路線の方が減少件数が多くなっています。
※城東・東部エリアは、整備路線がないため減少件数も0となっています。

全交通事故に占める自転車関連事故の割合

交通安全意識の向上

2015年度に実施した交通量調査結果※1によると、ルールどおり「車道左側通行」をする自転車の割合が27.8%から71.3%に向上し、車道逆走や歩道通行が大幅に減少しています。
自転車通行空間整備後に実施したアンケート調査結果※2によると、自転車走行指導帯の整備は歩行者や自転車の通行環境改善に「効果的」との評価が8割以上を占めており、クルマのドライバーの評価も高くなっています。
自転車通行空間整備(ハード)と、それにあわせた街頭指導等のフォローアップ(ソフト施策)が歩行者・自転車・クルマのそれぞれの通行環境の改善と交通安全意識の向上につながっています。

  • ※1

    国道359号(浅野川大橋~山の上間)における自転車走行指導帯整備後の12時間交通量調査結果(実施主体:金沢自転車ネットワーク協議会、実施時期:2015年度、実施時間:7~19時)

  • ※2

    一般県道倉部金沢線及び一般県道窪野々市線における自転車走行指導帯整備後のアンケート調査結果合計値(実施主体:石川県、実施期間:2015~2016年度)

交通安全意識の向上