花空間の充実
コスモス
利用者に非常に人気のある花空間を充実するため、チューリップ、ユキツバキ、カタクリ、雪割草、ばら、アジサイ、ラベンダー、コスモスなど花の彩り豊かな公園を演出していきます。
地域連携の推進
長岡野菜のPR販売
県立歴史博物館、雪国植物園などの周辺連携して共同イベントの開催を行っていきます。また、地元からの花苗の供給や長岡野菜など地場産品のPRを行い地域の地産地消活動に貢献します。
冬期の利用推進
雪を活用したイベント
雪に親しむ北陸、雪国ならではの公園として、地域資源である“雪”を多面的に活用することで、冬期間の利用促進を図っています。
生きもの・植物観察会
自然とのふれあいや体験学習を通して、雪国里山の自然環境を理解していただくために、里山フィールドミュージアムでは、昆虫観察会、きのこ観察会、春の草花観察会などの活動を行っています。
里山体験
里山フィールドミュージアムでは、田植え体験(5月)、稲刈り体験(10月)、里山ガイドウォーク、冬の里山散歩など里山体験イベントを開催しています。
体験教室
越後丘陵公園では、バンジートランポリン体験、ディスクゴルフ体験教室、押し花体験教室、カイト・グライダー教室など体験教室を開催しています。
講習会
越後丘陵公園ではばら栽培講習会、里山案内人講座、プロジェクトワイルド指導者養成講習会など講習会を開催しています。
国営越後丘陵公園では現在、7つのボランティア団体と園内の整備・開拓等を行っています。公園内のきめ細かいサービスの提供をはじめ、園内の花修景の装飾・環境美化、里山の景観の復元と保持に貢献しています。
また、ボランティア会員同士を通じて、知識の習得や健康増進、共通の趣味を持った仲間作りのきっかけにもなっています。
ばらボランティア(ばらボラ・ECHIGO)
○設立年度:平成13年10月
○会員数:49名(R4.3現在)
○活動場所:香りのばら園
○活動日:2月〜12月の火・木・日曜日(週3回)10:00〜12:00
○活動内容
- 越後丘陵公園の見どころである「香りのばらまつり」に向けた、ばらの生育・手入れを公園スタッフと協働で行っています。「香りのばらまつり」期間中に園内のばら園をガイドする「ばら園SUN−PO(ガイド)」では、一般来園者とコミュニケーションを図り、ばらの魅力を発信し、利用者満足度の向上に貢献しています。
○功績:都市緑化功労者 新潟県知事表彰(平成20年受賞)[ PDF:1109KB ]
みどりの愛護功労者 国土交通大臣表彰(平成21年受賞)[ PDF:954KB ]
長岡市長表彰(平成21年受賞)[ PDF:1049KB ]
ばらの早朝剪定作業の様子
「ばら園SUN−PO」の様子
フラワーボランティア
○設立年度:平成10年8月
○会員数:23名(R4.3現在)
○活動場所:ばらと草花のエリアほか
○活動日:3月〜12月の火・木曜日、月2〜3回土・日曜日 10:00〜12:00
○活動内容
- 越後丘陵公園内の植物(草花等)の管理作業を公園スタッフと協働で行っています。除草・花がら摘み・球根の堀りあげに加え、公園を飾るハンギングバスケット作りや、寄せ植えコンテナ作りも行っています。また、ばらボランティアと共同で講習会に参加したり、ばらシーズンには、ばらボランティアの応援として一緒に活動し交流を深め、よい仲間作りに繋がっています。
○功績:みどりの愛護功労者 国土交通大臣表彰(平成26年受賞)[ PDF:482KB ]
ハンギングバスケット作り
ハンギングバスケットが飾られたウェルカム
ゲート周辺
ハンギングバスケット作りは一般来園者の方も参加できる体験型イベントで、完成したハンギングバスケットは園内のウェルカムゲート周辺に飾られます。
花の里山ボランティア
○設立年度:平成24年4月
○会員数:24名(R4.3現在)
○活動場所:里山フィールドミュージアム
○活動日:4月〜11月の水・土曜日(週2回)10:00〜12:00 ※冬季も少し活動あり
○活動内容
- 里山の景観保持と山野草が生息しやすい環境づくりを目指し、里山フィールドミュージアムに生息する山野草や草花、水棲植物の植生管理(枝打ち・刈り払い・除草他)や花づくり(種取・育苗・鉢上げ・植栽他)を行っています。また、里山交流館の運営や里山イベントの補助も実施しています。
○功績:みどりの愛護功労者 国土交通大臣表彰(平成29年受賞)[ PDF:1246KB ]
長岡市長表彰(平成30年受賞)[ PDF:985KB ]
草花の植生管理の様子
花づくりの様子
里山づくりの会
○設立年度:平成10年4月
○会員数:13名(R4.3現在)
○活動場所:自然探勝路ほか
○活動日:毎週木曜日、月1〜2回土・日曜日 10:00〜15:00
○活動内容
- 公園内の既存樹林地では、枝打ちや間伐、下草刈り、観賞性・希少性の高い植物の増殖等、里山の保全や里山に生きる生物の棲みよい環境の復元を行っています。また、自然探勝路では「里山ガイド健康ウォーキング」を春・秋の行楽シーズンにあわせて開催しています。公園内の生物観察・自然観察会などのイベントも実施しています。
○功績:みどりの愛護功労者 国土交通大臣表彰(令和2年受賞)[ PDF:906KB ]
里山ガイド健康ウォーキング
シイタケ駒打ち体験
パークフィットネスボランティア
○設立年度:平成25年6月
○会員数:28名(R4.3現在)
○活動場所:トレイルランニングコース等
○活動日:4月〜11月の毎週日曜日、1〜2月の土・日・祝日
9:45〜(都合に合わせて午後も実施)
○活動内容
- 越後丘陵公園内におけるアウトドアスポーツ及び、インドアスポーツ等の充実に向けたフィールド環境の整備、イベント・プログラムの運営補助を実施しています。また、トレイルランニングコースの開拓・整備・維持も大半が手作業で行っており、冬季はスノーシューコースの整備も実施しています。
○功績:みどりの愛護功労者 国土交通大臣表彰(令和元年受賞)[ PDF:1239KB ]
長岡市長表彰(令和元年受賞)[ PDF:954KB ]
トレイルランニングコース整備
スノーシューコース整備
平成25年の設立から平成30年にかけて、約9.4kmのトレイルランニングコースの開拓を行い、一般開放しています。
開拓ルート位置図[ PDF:402KB ]
フォトボランティア
○設立年度:平成28年6月
○会員数:33名(R4.3現在)
○活動場所:越後丘陵公園内全域
○活動日:各自の都合のよい日に来園して、自由に撮影
○活動内容
- 越後丘陵公園のイベント風景及び、四季折々の風景の写真撮影や公園利用者に写真撮影のアドバイスを実施しています。また、チラシ・ポスター・Web等の各種媒体作成への協力や、公園主催イベントに合わせて「合同撮影会」や「ミニ講習会」を開催しています。
合同撮影会
フォトボランティアミニ講習会
フォトボランティア撮影の写真を含むSNSはこちら
えちご親子昆虫クラブ
○設立年度:令和2年8月
○会員数:18名(R4.3現在)
○活動場所:里山フィールドミュージアム
○活動日:4〜11月の第2土曜日 ※変更の場合あり 10:00〜14:30(午後の活動は自由参加)
○活動内容
- 里山フィールドミュージアムを中心に親子で昆虫の観察や採集・調査、標本づくり、飼育補助などを行います。
昆虫観察
昆虫採集
誰もが安心して利用できるようにユニバーサルデザインの考え方を踏まえ、バリアフリーに対応した公園づくりに努めています。
バリアフリー化された香りのばら園
車イス、歩行補助車、ベビーカー、リヤカー
などの無料貸出し
平成16年10月に発生した新潟県中越地震では自衛隊による被災した市町村への物資の配給などの支援活動拠点として、国営越後丘陵公園が機能を発揮しました。また、被災者の心のケア、復興を手助けするためのイベントも行いました。
当時の自衛隊駐留状況
ふれあいコンサート
平成26年3月3日に、自衛隊が災害派遣活動の目的で国営越後丘陵公園を使用する場合の手続き等をあらかじめ定めた「災害時等の国営公園の占用に関する協定及び同確認書」を、国土交通省北陸地方整備局と陸上自衛隊東部方面隊で締結しました。
国営越後丘陵公園では、地球環境問題等への対応として、さまざまな自然環境保全への取り組みを行っています。
資源消費量の低減
国営越後丘陵公園では、園内で使用する電力について太陽電池パネル約330m2(パネル約560枚、最大発電量14kw/h)の設置及び「花と緑の館」管理棟屋上の緑化を行っています。
環境に配慮している事項
太陽電池の設置及び屋上緑化により次の事が期待できます。
- 公園内で使用する電力の一部を太陽光発電で賄えるので、その分を発電するために発生するCO2発生量を低減できます。
- 屋上緑化により建物の温度変化を低減できるので冷房・暖房に必要なエネルギーを減らす事ができます。
- 越後丘陵公園での取り組みをPRすることにより来園者の環境への関心を高めることに貢献できます。
取り組みによる環境に関する効果
太陽光発電により平成13年8月から平成14年7月までの1年間に約11,400kwhの発電がありました。これは一般家庭約3〜4軒分に相当し、電気料金にすると約15万円となります。
また、屋上緑化については、夏期では緑化部としない部分では約20℃の温度差が出ます。これにより屋上直下の部屋では、約2℃室温を低下させる効果が想定され、エアコン等の使用を少なくすることができます。
以上の外に国営越後丘陵公園では、雨水の中水利用等環境負荷を低減する技術を取り入れてきました。今後も環境に優しい公園整備を進めて行きます。
環境に配慮した工事施工
里山フィールドミュージアムでは、樹林地整備に伴い発生する間伐材を活用した川づくりを行っています。その結果、水生生物の多様な生息環境の創出につながっています。
また、園路整備にあたって、地形の改変を極力抑えた工事施工を行うほか、法面緑化の際、現地の表土を活用した工法を採用しています。
間伐材を用いた川づくり
現地表土を利用した法面吹付
リサイクル
園内で発生した間伐材は、園路整備に伴う舗装や法面保護工のほか、間伐材を薪として用いたピザ工房など、有効利用されています。
年間イベントスケジュールと花ごよみについて、下記に添付します。
年間イベントスケジュール・花ごよみ[ PDF : 284KB ]