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両生類
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タゴガエル
【Rana tagoi tagoi】
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(カエル目アカガエル科)
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現地撮影
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生態情報
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からだの特徴
からだの大きさは30〜50mmで小型のカエルです。からだの色は黒褐色から茶褐色で前肢や後肢はやや太くて短く、ずんぐりし体形をしています。
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すみ場所
本州、四国、九州にすんでいます。山地から高山帯までの森林や高山、 草原などにすみます。
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生活のようす
繁殖期は3〜7月で、産卵は渓流沿いの伏流水、沢の岩などの下で行われ、白い卵を30〜160個産みつけます。幼生(オタマジャクシ)は何も食べずに卵黄を栄養だけで育ち、幼体(子ガエル)になります。成体(カエル)は小さな虫やクモ類をとって食べます。鳴き声はググーググー・・・・・と鳴きます。
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参考
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山地を代表するカエルですが、隠れているので一般的にはあまり知られていないようです。春先の林道脇の渓流や沢などで、耳をすましてさがしてみてください。斜面の横穴や石の下で鳴くため姿が見えなくても、鳴き声はちょっとおもしろい声で、わかりやすくよく聞こえます。
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