阿賀川について
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ぼくあがべえ。
		ぼくのふるさとの川「あががわ」についてのあれこれを、相棒(あいぼう)のピースケといっしょにみんなに紹介(しょうかい)するよ。

あががわについて
福島県(ふくしまけん)と栃木県(とちぎけん)の県境(けんざかい)にある荒海山(あらかいさん)を水源(すいげん)としている「あががわ」が、会津盆地(あいづぼんち)を流れぬけ、猪苗代湖(いなわしろこ)から流れる日橋川(にっぱしがわ)などと合流(ごうりゅう)し、再び山間部(さんかんぶ)を下ります。そして福島県と新潟県(にいがたけん)の県境で「あがのがわ」と名前をかえて、日本海(にほんかい)までゆうゆうと流れていきます。
 
	 
    日本全国 かわくらべ
	川の大きさくらべ
| 順位 | 川の名前 | 県の名前 | 流域面積(km2) | 
|---|---|---|---|
| 1 | 利根川(とねがわ) | 千葉(ちば) | 16,840 | 
| 2 | 石狩川(いしかりがわ) | 北海道(ほっかいどう) | 14,330 | 
| 3 | 信濃川(しなのがわ) | 新潟(にいがた) | 11,900 | 
| 4 | 北上川(きたかみがわ) | 宮城(みやぎ) | 10,150 | 
| 5 | 木曽川(きそがわ) | 三重(みえ) | 9,100 | 
| 6 | 十勝川(とかちがわ) | 北海道(ほっかいどう) | 9,010 | 7 | 淀川(よどがわ) | 大阪(おおさか) | 8,240 | 
| 8 | 阿賀野川(あがのがわ) | 新潟(にいがた) | 7,710 | 
| 9 | 最上川(もがみがわ) | 山形(やまがた) | 7,040 | 
| 10 | 天塩川(てしおがわ) | 北海道(ほっかいどう) | 5,590 | 
※世界一はアマゾン川で、70,500km2だよ。
川の長さくらべ
| 順位 | 川の名前 | 県の名前 | 長さ(km) | 
|---|---|---|---|
| 1 | 信濃川(しなのがわ) | 新潟(にいがた) | 367 | 
| 2 | 利根川(とねがわ) | 千葉(ちば) | 322 | 
| 3 | 石狩川(いしかりがわ) | 北海道(ほっかいどう) | 268 | 
| 4 | 天塩川(てしおがわ) | 北海道(ほっかいどう) | 256 | 
| 5 | 北上川(きたかみがわ) | 宮城(みやぎ) | 249 | 
| 6 | 阿武隈川(あぶくまがわ) | 宮城(みやぎ) | 239 | 
| 7 | 最上川(もがみがわ) | 山形(やまがた) | 229 | 
| 8 | 木曽川(きそがわ) | 三重(みえ) | 227 | 9 | 天竜川(てんりゅうがわ) | 静岡(しずおか) | 213 | 
| 10 | 阿賀野川(あがのがわ) | 新潟(にいがた) | 210 | 
※世界一はナイル川で、6,690kmだよ。
川の大きさを比べるのに最適(さいてき)なものさしは、流域面積(りゅういきめんせき)です。
とある川にたいして、雨や雪が流れ込む範囲を流域といい、その流域の面積を流域面積といいます。
流域面積が大きいと流れる水の量も多くなるので、川の大きさを比べることが出来ます。
阿賀野川は長さでは10位だけど、流域面積は8位、川の大きさなら日本で8番目に大きな川になるんだ。

ちなみに日本全国の湖・沼もくらべてみました
| 順位 | 湖沼の名前 | 県の名前 | 大きさ(km2) | 
|---|---|---|---|
| 1 | 琵琶湖(びわこ) | 滋賀(しが) | 670.3 | 
| 2 | 霞ヶ浦(かすみがうら) | 茨城(いばらぎ) | 167.6 | 
| 3 | サロマ湖(さろまこ) | 北海道(ほっかいどう) | 151.9 | 
| 4 | 猪苗代湖(いなわしろこ) | 福島(ふくしま) | 103.3 | 
| 5 | 中海(なかうみ) | 鳥取・島根(とっとり・しまね) | 86.2 | 
※世界一はカスピ海で、37.1万km2だよ。
災害 について
	洗濯(せんたく)やお風呂(ふろ)で使う水、田んぼの水や、工場(こうじょう)で使う水・・・ぼくらはいつも、阿賀川(あががわ)や日橋川(にっぱしがわ)からたくさんの恩恵(おんけい)をうけているよね。しかし、ひとたび大雨が降ると、恐ろしい川に変ります。過去(かこ)にはたくさんの被害(ひがい)があったんだよ。
 
			昭和16年7月
			日橋川(にっぱしがわ)のはんらんにより
塩川町が水びたし
 
			昭和24年8月
			宮古橋(国道49号)が流される
 
			昭和33年9月
			阿賀川右岸(会津若松市上三寄地区)
 
			昭和44年8月
			只見川(柳津町)流失寸前の観月橋
 
			昭和57年9月
			出水する阿賀川(喜多方市山科地区)
 
			昭和61年8月
			湯川村の洪水のようす
 
			平成元年8月
			大倉川 流出した大倉川橋
 
			平成7年8月
			洪水で被害をうけた家からの避難状況
(身神川)
 
			平成14年7月
			出水の状況(飯寺地先)
 
      平成16年7月
			排水の様子
河川工事の例
洪水の被害を最小限(さいしょうげん)にするためにこれまで人々は川と戦ってきました。
現在(げんざい)は、阿賀川河川事務所(あががわかせんじむしょ)が阿賀川(あががわ)や日橋川(にっぱしがわ)の危険な箇所(かしょ)の工事を行っています。
 
	        川の底を掘る
 
	        堤防(ていぼう)を
            高くする
 
	        川はばを広くする