一般国道8号 入善黒部バイパス

■事業概要

 入善黒部バイパスは、下新郡入善町椚山(くぬぎやま)~魚津市江口(えぐち)間の延長 16.1km の道路です。
 一般国道 8号は、北陸地方の主要都市を結ぶ幹線道路であり、その一部を構成する入善黒部バイパスは広域的な交通や沿線地域間の連携を支援するために重要な役割を担っています。
 平成 27年 3月に黒部市古御堂から魚津市江口までの延長 7.3kmが開通し、入善町上野から魚津市江口のバイパス区間、延長 14kmが全てつながりました。
 これにより、バイパス区間に並行する各道路の交通量が減少、バイパス区間へ交通が転換された事により生活道路等の安全性が向上、さらに平成 27年3月には北陸新幹線が開業したこともあり、入善黒部バイパスが各地へのアクセスルートとしても機能しています。
 しかしながら、バイパス区間以外では朝タピークを中心に慢性的な混雑が発生しているほか、速度の低下に起因した死傷事故も発生しており、安全かつ快適な走行環境を確保するため今後は残る現道拡幅区間、バイパス区間4車線化の整備について進めて行きます。

■事業内容

事業内容 平面図

■計画諸元

起点・終点富山県下新川郡入善町椚山(くぬぎやま)~魚津市江口(えぐち)
延 長16.1km
道路の区分第3種第1級
設計速度80km/h
道 路 幅 員28m ( 3.5(歩道)+2.0(路肩)+7.0(車道)+3.0(中央帯)+7.0(車道)+2.0(路肩)+3.5(歩道))