事業概要

コンクリートダム工事の流れ

コンクリートダム工事の流れ

付替道路

ダムに沈む道路の代わりに新しい道路をつくります。

工事用道路

工事に必要な道路をつくります。

転流工

工事を行うため川の流れをトンネル等により切り替えます。

周辺斜面対策

ダム貯水池の水位変動に耐える貯水池周辺の斜面対策を行います。
排土工(他ダム事例)

基礎掘削

堅固な岩盤まで掘削します。
(他ダム事例)

仮設備工

コンクリートなどを作る設備を作ります。
(他ダム事例)

本体打設

コンクリートなどを作る設備を作ります。
(他ダム事例)

管理設備

ダムの管理に必要な設備を設置します。
(他ダム事例)

試験湛水

水を貯めてダムの安全を確認します。
(他ダム事例)

完成

利賀ウォール

圧縮力プレストレスを用いた盛土のり面補強工法

工事用道路では、自然環境に配慮した「利賀ウォール工法」を採用しています。

利賀ダムで開発された新技術工法です。

盛土内の補強材に鉛直方向の圧縮力をかけて、通常の補強盛土よりも、盛土内のせん断力や摩擦力を増加させ、一般的な補強盛土の適用高さ3~18m程度よりも高い盛土(実績でH=47.5m)にできます。急勾配の盛土のり面(1:1.0)は、通常の盛土と比べて用地や盛土土量を少なくすることができるため、環境への負荷を軽減できます。

また、のり面が階段状となるため、植生が繁茂しやすく自然な緑化となります。

利賀ダムDXルーム
DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組み

利賀ダムDXルームでは、ダムの概要説明パネルや、ダムの完成イメージがよく分かるCIM動画の放映のほかに、ダムサイト・利賀地区の地質解説やボーリングコアが展示されています。