地域の産業と生活を支えるダム
信濃川中流域の主な支川の一つ・三国川は南魚沼地域を代表する清流です。豊かな自然に育まれたその流れは地元の農業・漁業を支えてきました。しかし一方では、洪水や日照りによる水不足などで人々を困らせる要因でもありました。三国川ダムは昭和44年の集中豪雨による災害対策として昭和50年に事業開始し、平成5年に完成しました。
三国川ダムは洪水を調節したり農業・水道等の水利用、水力発電を目的とした多目的ダムです。また「地域に開かれたダム」として、周辺の釣り堀、オートキャンプ場、遊歩道などを利用する観光客で賑わっています。
今回は流域の後山小学校の児童19名(1年生〜6年生)がダムを訪れました。管理所の仕事や地下の監査廊の見学を通じ、ダムの機能や役割、また流域の安全を守る仕事の大切さを学びました。
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