■■■今回の担当者■■■

千曲川河川事務所
流域対策課　流域対策係長

谷保 和則（たにほ　かずのり）

どのような総合学習支援が可能ですか？

　千曲川・犀川流域の自然、河川の成り立ち、など、「自分の目と耳と足でたしかめて」ができるよう、植物観察の手引き、カヌーガイドマップなど水に親しみ、豊かな川の自然に触れられるよう工夫したものがあります。ぜひこれらを活用し、川へと足を運んでいただければと思います。また戸倉出張所内（千曲市戸倉）には「水防資料館」があり、ここでは千曲川の水害の歴史、河川工事、水防工法など千曲川に関することを分かりやすく学ぶことができます。

学校への情報提供、相談窓口は？

　千曲川・犀川に関する情報提供は、主に事務所のホームページで行っています。この４月から“より分かりやすく、より使いやすく”をモットーに大幅にリニューアル致しました。事務所の取り組みや河川の話題はもちろんのこと、河川公園等のレクリエーション施設や川遊びに関することが豊富に乗っていますのでぜひアクセスしてみてください。
　また電話でもご質問等を受け付けていますのでお気軽にお電話下さい。

窓口担当者として感じていること

　千曲川河川事務所では、さまざまな学習資材の提供並びに出前講座を行っていますが、実際に学校側では、これらの教材をどのように活かし、どのような学習をしているのかあまりよく分からないのが現状です。このため資料を提供するだけでなく、教師の方や学ぶ人たちから、こういう資料があればもっと学習に活用できるなど、教育現場と行政とのコミュニケーションを図れたらと考えます。

担当者としての「想い」や「抱負」

　住民の皆様が川にとても関心を持っていること、多くの方々がこの千曲川・犀川をフィールドにさまざまな研究をしていることを知りました。このように“学ぶ”ことについてとても恵まれた環境であると気づきました。まさに千曲川は“総合学習の宝庫”だと強く感じました。
　自分もこの環境を活かし、もっともっと知識を身につけたいと思います。