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■■■今回の担当者■■■
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松本砂防事務所 梓川出張所 (調査課、環境対策課併任) 事務係長 |
外山 光志(とやま こうじ) |
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どのような総合学習支援が可能ですか?
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私どもがお話ししたくてうずうずしているのは、防災と砂防施設の機能と役割です。砂防とは難しくいうと「土砂動態」、平たくいうと「川のはたらき」を理解することです。また、砂防施設を計画するに当たって川や周辺の山々の生物を調査します。「川のはたらきと川と山の生きもの」のエキスパートとして万全の支援ができると思いますので、是非ともご相談ください。 |
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学校への情報提供、相談窓口は?
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ホームページで情報提供を行っています。 国土交通省が担当する道路、河川、砂防、港湾などの事業の中で一番マイナーな分野が砂防です。そのため、職員は「機会があれば砂防の話を」と思っているので、是非ご相談ください。
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窓口担当者として感じていること
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国土交通省には測量とか土木などの知識を持った「技官」と事務処理を担当する「事務官」がいます。 一般的に地下深くに行くほど地盤が固いのはどうしてでしょう?相手が主婦の方であれば、「押し入れに布団を入れておくと下の布団ほどつぶれるのと同じで、下の方ほど押し固められるからです」と言った方が、分かり易いと思います。専門知識を持っているわけではない事務官の私はできるだけ皆様が日頃見て経験していることに置き換えてお話ししようと思います。
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担当者としての「想い」や「抱負」 |
安曇小学校の3年生に出前講座を行った次の週、「平成18年7月豪雨」の中、川を見に行った中学生が土石流に巻き込まれるという痛ましいニュースが全国を駆けめぐりました。「砂防ダムがあるからといって絶対大丈夫ではありません。雨が降っているときは川を見に行かないように」とひとこと言っておくべきだったと後悔しました。川や山の生きものと川のはたらきについて、見て経験する機会を提供することで、自らの命と家族を守る「防災」について皆様の理解を深めてもらえればと思います。
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