立山カルデラと共に生きる
「あの岩、落ちてきそうだ!」トロッコ乗車中に見た崖の上の巨大な岩。本校の常願寺川での活動は主に中流だが、今回はその上流である「立山カルデラ」を見学した。 切り立った断崖。幾重にも連なる砂防ダム。天涯の地と名づけられた「立山カルデラ」。当日はあいにくの霧でカルデラの全容を見ることはできなかった。しかし、時々覗かせる荒々しく崩壊し削られた断崖を目にした子供たちは、自然の凄まじさ、偉大さを強く感じとることができた。 事後の学習では、山崩れの凄さや岩の大きさ、えん堤の数に驚いたなどの発言があった。なにより、自然災害から自分たちの生活を守るために多くの人が働いてくれていることを知ったことが、今回得た最もすばらしい発見だったのではないだろうか。 |