目の前で波を起こして実験
安全な港の重要性を知る
「水理実験場」は、主に港湾や海岸に関する水理模型実験を行う施設です。建物の広さは約71m×57mで、国内最大級の規模を誇ります。
水理模型実験とは、水槽の中に造った港などの模型に、波を造る特殊な装置で波をあてて、測定や観察を行うことをいいます。
現在、コンピューターによる計算(数値計算)が発達していますが、水理模型実験は、計算では難しい複雑な波の動きを再現し、防波堤などの最適な配置を検討したり、波に対する施設の安定性などを調べることができ、安全な港づくりに大きな役割を果たしています。
新潟港湾空港技術調査事務所では、水理実験場の見学ができるほか、「北陸管内の港湾・空港・海岸等の調査、設計、技術開発等に関すること」を、「総合学習」のテーマとして支援するための相談窓口を開設しています。様々なご相談にご活用ください。
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