その後、上越防災支援センターで「中越地震」の被災状況や災害対策の状況が説明されました。普段は見慣れない災害対策車、照明車ですが、「中越地震」の揺れを体験している子供たちには、普段とは違ったものに映ったようです。大きな被害がなかったまでも「中越地震」を間近に体験した子供たちは、事務所職員の説明に真剣に耳を傾けていたそうです。
見学会の後に、子供たちが書いてくれた「感想とお礼」の手紙には、「普段見ることのできない除雪機械の内側の様子に触れて感激したことや、深夜や早朝を問わず出動する職員の働きに感心したこと。また、災害の現場で働く人たちへの気遣いや感謝の気持ち」が素直に書かれていました。
担当の山田先生は、「地域や環境を意識するようになった子供たちが、これからは自分自身の言葉で表現し、行動するようになってくれれば」と期待しています。 |