上越市立富岡小学校の4年生の生徒は、地域の「環境」をテーマに総合学習を進めていました。「環境」に着目することで、自分たちの住む上越地域への意識を高めていくのが学習の目標です。先ず、校区を歩いてのゴミ調べ、さらにクリーンセンターやリサイクル工場、近郊の大型店舗の見学も実施しました。「環境」をテーマとして学習を進める過程で、高田河川国道事務所から除雪機械の出動式を含め、道路施設見学会への参加案内を受けたことをきっかけにして「除雪」を通じた「地域環境の維持」という側面からの学習にも取り組みました。
担当された山田先生は、「まず、雪国の子供として、雪にかかわる仕事を知り、地域環境を維持・改善する人々の努力や苦労を知ってほしい」と考えたのです。また、「子供たちは、毎日通学する富岡小学校の近くにある施設がどんな仕事をしているのか、全く知りませんでした」から、まず、その身近な施設でどんな仕事が行われているのかを知る見学会からスタートしました。 |