「思ったよりずっと流れが速い」「水が冷たい」「流れに逆らおうとして泳いでも全然進まない」「プールで泳ぐのよりずっと楽しい」水流の強さに驚き、渓流の冷たさに震えました。新鮮な体験に子どもたちは水と戯れながら歓声を上げていました。
水生生物調査では、長瀬川がもとから火山性の酸性水(現地確認ではph=4.0前後)であるため、生物を見つけにくい環境でしたが、ヘビトンボ、ゲンゴロウ類、カワゲラ類、コオイムシなどが見つかりました。子供たちから陸上の虫にはない独特の形に「かわいい」「気持ちわるい」といった両極端の感想が聞かれました。水質としては「きれいな川」と判定されました。達人の会・山中会長による「酸性の川」の解説は学習内容としては難しかったようですが、「酸性の川ってどういうこと?」「どうして生き物が少ないの?」など改めて疑問がわいてきました。
草花づくりでは器用な子も不器用な子も一生懸命つくり、身近な材料でできる思わぬ宝物を持って子供たちは家路に着きました。 |