タイリンヤマハッカを守れ――。羽越工事事務所(新潟県荒川町)では11月7日、「総合的な学習」を支援するため道路の事業予定地に生息する植物の移植体験学習を、関川村立関小学校3年生の児童34名とともに行いました。
同校では「関川村の良さを見つける」というテーマで「総合的な学習」に取り組んでおり、今回は、国道113号鷹ノ巣道路事業予定地において新潟県から東北南部の日本海側に生息するタイリンヤマハッカの移植計画を、地元小学生の手による体験学習として実施したものです。
タイリンヤマハッカは環境省による「緑の国勢調査」で、北陸地方の貴重植物に指定されています。当日は、羽越工事事務所の職員による説明や質問教室を交えながら移植体験学習が行なわれました。参加した子どもたちからは、「関川村にも貴重な花があることを知りびっくりした」「話を聞いて自然の大切さが良くわかった。これからも大切にしていきたい」との声が聞かれ、環境保全の意味や自然の大切さを学びとることができた1日となりました。 |
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