参考資料1

1.概要
(1)  この浸水想定区域図は、関川水系関川の河口から上流12.2km地点までの洪水予報区間ではん濫した場合において、水防法の規定により指定された浸水想定区域と、当該区域が浸水した場合に想定される水深を示したものです
(2)  この浸水想定区域図は、現在の関川の河道整備状況等を勘案して、洪水防御に関する計画の基本となる降雨である概ね100年に1回程度起こる大雨が降ったことにより関川がはん濫した場合に想定される浸水の状況を、シュミレーションにより求めたものです。
(3)  このシュミレーションの実施に当たっては、矢代川、保倉川等の支派川のはん濫、想定を超える降雨、高潮、内水によるはん濫(雨水が河川に排水できなくなり生じる浸水被害)等を考慮していませんので、この浸水想定区域に指定されていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際の浸水と異なる場合があります。

2.基本事項等
(1)作成主体
  国土交通省北陸地方整備局高田工事事務所
(2)指定年月日
  平成14年1月31日
(3)告示番号
  国土交通省北陸地方整備局告示第5号
(4)指定の根拠法令
  水防法(昭和24年法律第193号)第10条の4第1項
(5)対象となる洪水予報河川
   関川水系関川(実施区間:左岸新潟県上越市大字島田字諏訪田1572番の2地先から海まで、右岸新潟県上越市大字新長者原字上川原1217番地先から海まで、平成8年3月22日付け運輸省建設省告示第1号)
(6)指定の前提となる計画降雨
  関川流域の1日間総雨量188mm
(7)関係市町村
  上越市
(8)その他計算条件等
1)  氾濫計算は、対象区域を250mメッシュ(計算メッシュという)に分割して、これを1単位 として計算しています。
2)  計算メッシュの地盤高は、1/2,500都市計画図から求めた平均地盤高を使用しています。このため、微地形による影響が表せていない場合があります。
3)  連続して大規模に盛土された道路や中小河川の堤防等については、氾濫水の広がりを左右することから計算メッシュにおいて平均地盤高とは別 に扱い、その影響を考慮したシュミレーションを行っています。
3.浸水想定区域の指定区域及び浸水深の公表
  1/10,000の図面による縦覧
  ・北陸地方整備局
 住所:新潟県新潟市白山浦1丁目425−2
 電話:025−266−1171
 担当:河川部河川計画課河川環境係
 縦覧時間:8:30〜17:00
・高田工事事務所
 住所:新潟県上越市南新町3−56
 電話:0255−23−3136
 担当:調査第一課河川調査係
 縦覧時間:8:30〜17:00