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近年、河川整備の着実な進捗により、洪水による大河川の氾濫頻度は減少していますが、ひとたび氾濫が発生した場合、被害は甚大なものになる恐れがあります。このため平成13年7月3日に水防法の一部が改正、施行され、水災による被害の軽減を図ることを目的に、「浸水想定区域」の指定が義務付けられました。
今回、1月31日に、関川水系関川について「浸水想定区域」の指定・公表を行いました。 |
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浸水想定区域は、洪水予報河川が河川整備の計画降雨によりはん濫した場合に浸水が想定される区域として指定されるものです。
洪水予報河川は、全国で国土交通大臣管理河川について108水系192河川あります。この内、今回を含めこれまでに浸水想定区域を指定・公表した河川は全国で32水系43河川となります。今後、全ての洪水予報河川で指定・公表を進めていく予定です。 |
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今回指定した浸水想定区域及び浸水した場合に想定される水深その他を表示した図面
(浸水想定区域図)は、北陸地方整備局及び高田工事事務所において閲覧に供するとともに、関係市町村(上越市)に通
知します。 |
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関係市町村は、水防法に基づいて、浸水想定区域に応じて市町村地域防災計画に定められた洪水予報の伝達方法、避難場所等について住民に周知するよう努めることとされていますが、上越市においては既に「洪水ハザードマップ」を平成8年6月に作成済みであるため、今回の指定・公表を受けた洪水ハザードマップの改訂版等については当面
予定していないと聞いています。 |