川の施設
分水路の問題点
通水してから80年が過ぎ、大河津分水路には様々な問題が浮かび上がってきました。
その1つは可動堰の老朽化
2つ目は洪水を流す能力の不足
3つ目は川底が削りとられてしまうことです。
これらの問題点を解決していくためには、大河津分水路の抜本的な見直しが必要なのです。
洪水処理能力
分水路が完成した当時は、洪水処理能力が最も小さい所は分水路の上流でした。しかし、その後、上流での河川工事が進み、上流部の能力が大きくなったため、今、洪水処理能力が最も小さい所は分水路となってしまいました。 | ![]() |
河床低下
河口附近は川幅が狭くなっていますが洪水を流すため、狭い部分を急勾配とし、流速を早くしました。流速が早いため川底が激しく削られてしまいました。それを防ぐため副堰堤(ふくえんてい)を昭和48年に建設しましたが、やはり年々削られています。 | ![]() |
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