川の施設
洗堰の新技術・新工法

1. 環境と調和
・水門ゲートに新方式「油圧シリンダ自走式」、閘門にマイタゲートを採用 → 堰本体の小型化に成功
・自然石張り
・3タイプの魚道
・魚道観察室の設置
2. 品質の向上
・高強度コンクリートパネルの採用→摩耗を軽減
・低発熱セメントの採用→ひび割れの発生を抑制
3. コスト縮減
・PC石張りパネル工法の採用
・TRD工法(ソイルセメント地中連続壁工法)の採用
新しい洗堰は、周辺との調和に配慮し、圧迫感のない構造を採用しました。
表面には自然石をはり、自然との一体化を図り、また魚道を設置することにより「魚にもやさしい川づくり」を実現し、魚道観察室からは実際に水中生物を観察することもできます。
今までの河川コンクリート構造物は、摩耗やひび割れが多く、施設に対し多大な影響がありました。
新洗堰は川の中にあるため、修理も難しく、より耐久性のある構造物が必要とされました。
そこで、今までのコンクリートを使用せずに、摩耗に強い高強度コンクリートと、ひび割れの発生しにくい低発熱コンクリートを使用し、より強い構造物を造ることができました。
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