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最高水位・流量(帝石橋における最高水位および流量)
項目 信濃川下流・帝石橋地点
最高水位 2.00m
最大流量 2,250m3/s
生起時間 27日16時
※水位:帝石橋観測所水位流量成果

被害状況
床上浸水(内水氾濫等)(戸) 4,207
床下浸水(内水氾濫等)(戸) 9,035
農地冠水(内水氾濫等)(ha) 21,258
宅地冠水(ha) 1,490
一般資産等被害(千円) 20,248,782
※信濃川下流域での算出が困難なため、信濃川流域とした
出典:水害統計(建設省河川局)

被害概況
 梅雨前線の影響により6月25日から28日にかけて降雨があり、信濃川中下流の各所で内水被害が甚大となった。27日18時には帝石橋の水位は2.00mとなり、流量は2,250m3/sに達し、既住最高流量を記録した。このため五十嵐川、西川、能代川などの多くの河川で溢水被害が生じ、信濃川本川でも総勢2千余名の水防団が出勤し、白根市を中心に16ケ所で水防活動が実施された。このうち大郷橋左岸の橋梁取付部においては、堤防溢水となる危険が生じたため、延長25mに渡って土藁積みを実施し、溢水を防いだ。
 湛水状況を見ると、本川の氾濫は少なく、支川での氾濫が目立っている。左支川西川の破堤をはじめ、能代川の氾濫など、下流部を中心に本川沿いの左右岸に渡って湛水が生じた。
 
ハイドログラフ(信濃川下流)(6月25日〜29日の水位および時間雨量変化グラフ)