新潟県中越地震によって新潟県と首都圏を結ぶ国道17号は被災し、全面通行止めとなった。懸命の復旧活動によって国道17号の全面通行止めは11月2日に解消されたが、復旧工事のために通行規制を実施することとなり、加えて関越自動車道や上越新幹線が被災した影響もあって、国道17号をはじめ県内の主要幹線道路は各所で大渋滞が発生した。
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そのため、道路利用者への道路交通情報の提供が急務となり、道路情報板やホームページ、さらには新たに「中越地震道路情報」として携帯電話による情報提供を行った。
情報提供に関する取り組みの概要は次のとおりである。
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○渋滞中の車両への携帯電話による情報提供(コンテンツ新設)(図6-2-4 参照) |
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・アクセスをより手軽にするための新ドメイン http://7459.jp の取得 ・携帯電話サイトを知ってもらうために案内看板50枚を沿線に設置(図6-2-5参照) |
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○情報発信を早期に立ち上げるため、既設サイトを活用(図6-2-6参照)
○新潟県警の協力のもと、渋滞情報(延長など)の提供を開始(事務所初)
○渋滞状況の収集強化のためにCCTVを増設 ○カウントダウン看板によるイライラ防止(図6-2-7参照)
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11月1日より情報提供を開始し、翌2日にはアクセス数が4,500件近くに達した(図6-2-8参照)。地震の混乱が落ち着いた12月になっても1日に1,000件近いアクセスがあるなど、道路情報の入手媒体として広く認知された。
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