
はじめに
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第1章
新潟県中越地震の概要
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第2章
北陸地方整備局所管施設
等の被害及び応急復旧状況
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第3章
様々な支援の取り組み
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第4章
北陸地方整備局所管施設
等の本復旧及び復興
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第5章
地震発生後の動き
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第6章
地域への情報提供
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第7章
参考資料
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国土交通省
北陸地方整備局 |
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第3章 様々な支援の取り組み |
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第6節/下水道の被害調査及び復旧に関する支援 |
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3 |
下水道災害復旧支援本部の活動 |
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(1) |
調査の実施
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今回のような大規模な被災については、被害状況を把握するための調査手法がマニュアル化されていないため、支援本部において、まず調査要領が作成された。それに基づき被害状況を概略把握するための目視等による一次調査が行われ、支援技術者が派遣された。一次調査で確認された異常箇所については、必要に応じて仮設ポンプなどを使った応急復旧がなされた(応急復旧は被災市町村が実施)ほか、テレビカメラを用いた詳細な二次調査、災害査定に必要な被災状況資料、災害査定設計書の作成などにも支援を行った。一次調査開始の10月28日から12月27日までの61日間に8都道県、51市町村、関係機関から延べ4,443名が動員され、16市町村(地震発生当時)に対して支援が行われた。調査の実施状況を写真3-6-3〜5、委員会開催状況を3-6-6に示す。
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写真3-6-3 |
目視による一次調査の実施状況(出雲崎町) |
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写真3-6-4 |
テレビカメラを用いた二次調査の実施状況 |
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画像をクリックすると拡大表示 |
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写真3-6-5 |
モニターに映し出された管路内の被害 |
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(2) |
国土交通省による支援
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国土交通省(都市・地域整備局下水道部及び北陸地方整備局建政部)は、支援本部の運営・指導、新潟県と支援自治体・関係機関との調整、災害査定官の派遣(災害査定は1月に実施)、下水道地震対策検討委員会の運営(11月9日に第1回委員会を実施)などを行った。 |
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