
はじめに
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第1章
新潟県中越地震の概要
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第2章
北陸地方整備局所管施設
等の被害及び応急復旧状況
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第3章
様々な支援の取り組み
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第4章
北陸地方整備局所管施設
等の本復旧及び復興
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第5章
地震発生後の動き
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第6章
地域への情報提供
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第7章
参考資料
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国土交通省
北陸地方整備局 |
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第3章 様々な支援の取り組み |
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第4節/土砂災害危険箇所等緊急点検調査 |
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6 |
課題・留意事項 |
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(1) 全般
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17市町村で1,469箇所の調査を行ったが、限られた時間内の調査であったため、道路が無いところについての調査は困難であった。
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(2) 調査支援チームへの依頼事項
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調査支援チームの参加者に対して次のことをお願いした。
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1) |
空中写真や土砂災害危険箇所等の現地調査に必要な資料は整備局で用意したが、調査資器材や無線機・携帯電話は各自で用意をお願いした。なお、携帯電話は衛星携帯電話を推奨した。
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2) |
現地調査を行う車両付きで参加をお願いした。
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3) |
留意事項として次のことを周知した。
a. |
現地立ち入りが危険と判断した場合は、安全な場所からの目視観察とし、無理をしない。
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b. |
地元住民等からの調査に関する質問等の対応は、内容を本部から県に伝えることに統一する。 |
c. |
現地調査に際して、本部との情報連絡や報告についてルールを設けた。
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(3) 調査にあたっての心得
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土砂災害危険箇所等の緊急点検の実施にあたって、参加者で「チーム心得 10箇条」が作成された。
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1. |
現地本部の指揮の下で行動する |
1. |
余震が続く中での作業となる。身体の安全を第一に |
1. |
体調には十分配慮し、調査を行うこと |
1. |
被災者に配慮し調査を実施 |
1. |
現地(湯沢砂防他)の支援は期待しない。全てをチームで行う |
1. |
不足があれば後方支援をおこなう。遠慮無く連絡を |
1. |
派遣中は普段の業務は忘れ、調査に専念すること |
1. |
これまで培った経験と知識を最大限に発揮 |
1. |
選抜チームとして自信を持って行動を |
1. |
一日一度は家族と連絡を取ること |
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