はじめに

第1章
新潟県中越地震の概要
第2章
北陸地方整備局所管施設
等の被害及び応急復旧状況
第3章
様々な支援の取り組み
第4章
北陸地方整備局所管施設
等の本復旧及び復興
第5章
地震発生後の動き
第6章
地域への情報提供
第7章
参考資料



国土交通省
北陸地方整備局


第3章 様々な支援の取り組み

第1節/政府現地支援対策室における取り組み
1.実施体制
2.実施内容

2  実施内容
 各省庁担当者が県と本省庁の連絡窓口となり、県の要請や問い合わせを本省庁に伝えるとともに対応を調整し、本省庁から指示のあった対応を県に伝える、という方法を採ることにより、迅速な震災対応を可能とし国と県の連携が実現した。代表的な例として、自衛隊の迅速かつ機動的な展開があげられる。孤立した集落の住民避難や、道路の通行不能箇所の復旧工事用機械・資材運搬、芋川河道閉塞対策のための排水ポンプ等の機械・資材運搬などを自衛隊のヘリコプターで行うことができたが、これらは支援対策室で迅速な調整ができた成果である。
 なお、北陸地方整備局からも支援対策室に職員を派遣して各省庁担当者と連携し、県を側面から支援した。支援対応の流れを図3-1-1に示す。

図3-1-1 支援対応の流れ
図3-1-1 支援対応の流れ

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