- [ 課題 ]・除雪作業の安全確保・除雪オペレータの高齢化、熟練者の不足
- 〉
- [ 開発 ]・ICT(リアルタイム測位技術)をはじめとした最新の技術を活用し、除雪トラックの作業装置を自動化
除雪作業は、一般車両、歩行者等の通行状況を確認しながらの作業であり、運転(走行)しながら、各作業装置のレバー(スイッチ)操作を伴います。また、降雪時や夜間の悪条件での作業が多く、安全確保が必要です。
さらに、除雪機械の運転は、作業装置を路面状況、道路構造の変化に応じて操作する必要があり、経験と熟練した技術が必要ですが昨今、熟練技能を持つオペレータの高齢化に伴う引退や新規入職者の減少により、担い手の確保が重要な課題となっています。
除雪トラック「3つの装置」の「5つの動作」を自動化
除雪トラックには3種類の作業装置が装備されており、5つの動作をさせることにより、除雪作業を行っています。これら「3種類」「5動作」の自動化をめざして開発・現場での検証を進めています。●「サイドシャッタ」の「開閉動作」の自動化●「フロントプラウ」の「進行角変更動作」と「上下動作」の自動化●「グレーダ装置」の「左右伸縮動作」と「上下動作」の自動化
操作レバーが多い除雪トラック
作業装置自動制御イメージ
除雪トラック
より詳しい内容はこちらのPDFをご確認ください。