国指定重要文化財萬代橋ホーム

萬代橋の今昔

初代萬代橋

初代萬代橋

 かつて信濃川下流域にはひとつも橋がありませんでした。

 初代萬代橋(よろずよばし)が完成したのは明治19年(1886年)のこと。長大な木橋として大河信濃川に架けられました。

 当初は個人所有の有料橋でしたが、明治33年(1900年)4月に県が買い取り、無料橋となりました。

二代目萬代橋

二代目萬代橋

 明治41年(1908年)3月8日、新潟大火により、初代萬代橋は半分以上焼け落ちました。

 萬代橋は多くの人馬車の通行があり、交通上重要な橋としてその通行を一日たりとも止めることが出来なかったため、県は直ちに建設に着手し、明治42年(1909年)12月に二代目萬代橋が完成しました。

三代目萬代橋

三代目萬代橋

 大正11年(1922年)の大河津分水路通水を期にした改修で、信濃川の川幅は1/3へと大幅に縮小されました。

 それにより、橋を永久橋として架け替えることが実現可能となり、昭和2年(1927年)7月に起工し、昭和4年(1929年)8月に竣工、今日に至っています。

 平成16年(2004年)7月6日に、三代目萬代橋は国の重要文化財に指定されました。また同年、照明灯、橋側灯が建設当時の設計図書をもとに忠実に復元されました。

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