河川水辺の国勢調査（H27底生動物調査結果概要）

調査では全体で9綱27目87科190種の底生動物を確認しました。各調査地区の確認状況は下表のとおりです。

調査地区	確認種数	確認状況
梯梯金1	9綱21目33科47種	確認種類数は47種で、全3地区の中では最も少ない種数であった。早春季はHediste sp.（ゴカイ科）やヤマトスピオ、夏季、冬季は Grandidierella sp.（ユンボヨコエビ科）、ヤマトスピオが多かった。
梯梯金2	7綱18目61科130種	確認種類数は130種で、全3地区の中では最も多い種数であった。早春季はTvetenia sp.（ユスリカ科）やシロハラコカゲロウ、夏季はシロハラコカゲロウ、Orthocladius sp.（ユスリカ科）、冬季はシロハラコカゲロウ、 Cincticostella sp.（マダラカゲロウ科）が多かった。
梯梯金3	綱目科121種	早春季はOrthocladius sp.（ユスリカ科）、シロハラコカゲロウ、夏季はシロハラコカゲロウ、Polypedilum sp.（ユスリカ科）、冬季はムナグロナガレトビケラ、 Glossosoma sp.（ヤマトビケラ科）が多かった。

重要種
モノアラガイ環境省準絶滅危惧	ヒラマキガイモドキ環境省準絶滅危惧、石川県情報不足

外来種
コモチカワツボその他総合対策外来種

平成27年度 梯川水系調査