平成18年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

能越自動車道 穴水道路全線供用開始

平成18年4月11日

 石川県の輪島市と富山県の砺波市を結ぶ能越自動車道の一部、穴水道路の能登空港IC(仮称)から此木IC(仮称)間が、もうすぐ全線供用します。

◆供用日
平成18年6月10日(土)
※供用開始時間、開通式等の詳細については、後日決定後お知らせします。

◆穴水道路の全線供用により期待される効果
(1)能登の空の玄関口「能登空港」へのアクセス向上
穴水道路の供用により、能登地域の空の玄関口である「能登空港」と県都金沢を直結する自動車専用道路ネットワークが完成し、能登空港の利便性を高める重要なアクセス道路として、能登地域の発展に大きく寄与します。
(2)事故が多発する地点の回避
穴水道路に並行する主要地方道七尾輪島線では事故が多発しており、死傷事故率が石川県平均の3.2倍の区間が存在しています。穴水道路の整備によりこれらの通過交通を排除し事故を減らします。
(3)能登で唯一の三次医療施設へのアクセス向上
奥能登から能登で唯一の三次医療施設(公立能登総合病院、七尾市)へのアクセス向上が図られ、命の安心が高まります。

◆その他の取り組み
○穴水道路は無料で供用
今回供用する能登空港IC(仮称)から此木IC(仮称)間は能登有料道路と直結していますが、穴水道路区間の料金は無料となります。
○創意工夫により「安く」「早く」「快適」な道路に
経済性に配慮した暫定2車線計画やインターチェンジの構造見直しにより、事業費を「安く」、しかも工事期間を短縮し完成を「早く」しました。また、従来の暫定2車線整備では設置しなかった中央分離帯を設置することで「安心・快適」な道路としました。

《参考資料》
1.事業実施の背景
2.事業の経緯
3.穴水道路の全線供用により期待される効果
4.その他の取り組み