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河川愛護モニター活動紹介

夏になり、堤防沿いの植物や動物も生き生きと生命を輝かせています。今回は、モニターのお二人から届いた4月の活動報告をご紹介いたします。

ハマダイコンの花
ハマダイコンの花(井上さん撮影)

井上さつきさん

■4月の活動報告「100年後も親しまれる梯川でありますように」
 河川敷では雑草とくくられてしまいがちな植物も緑の葉を伸ばし花を付けミツバチやモンシロチョウを誘っています。ソメイヨシノは散ってしまいましたが、濃桃色の八重桜が満開でした。宮田屋樋管では魚のたてる水音がするので、良く見ると30pあまりの鯉が何匹も(中には色の付いたものも)居るのが見えました。産卵期であるのか、この季節浅瀬で鯉を見かける機会が多く、私の中では鯉と桜は組みになっている思いがあります。気候は良くなり釣り人も多くなり川はにぎやかになってきました。女性の釣り師もおられますし、平日ですからどちらかといえば高齢の方が多いのですが、昔の梯川のこと、若い時分は友達と寝ずにこの川へ来ていたことなど色々お話を聞くことができました。どうか、50年後も100年後も豊かな親しまれる梯川でありますように。

西野広一さん

■4月の活動報告「美しく変貌する梯川に魅了されました」
 野草の好きな人にはこたえられない季節になりました。
 4月になると草木の成長も旺盛になり、堤防にも色々な花が咲くようになりました。ハマダイコン、菜の花、タンポポ、シロツメクサ、カラスノエンドウ、スイバ、コバンソウ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、スズメノテッポウ、ムラサキケマン等々。まだまだ名前の知らない花がたくさん咲いていて、野草の好きな人にはこたえられない季節ではないかと思います。特に荒木田町軽海町地内の左岸一面に咲くハマダインコンの薄紫色と、菜の花の黄色がおりなす景色は一見する価値があると思います。また、昨年3月に国府小学校が環境学習の一環として、古府町地内の梯川右岸工事現場に植栽した柳は、昨年7月の洪水にも耐えて若葉が 出てきているのが見られました。

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