昭和9年の災害当時のせい惨な状況を伝える新聞記事です。

 被害状況は、家屋流失172戸、浸水家屋586戸、死者97名、負傷者35名、行方不明者15名と報じられ、流失した橋梁は350ケ所以上におよび、鶴来町にあった天狗橋鉄橋は橋脚が2つに裂けて激流に飲み込まれ、河口に近い手取川鉄橋はかろうじて、その姿をとどめることができたということで、災害規模の大きさが想像されます。




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