第1回研修会では、白峰観光ガイドの山田喜一氏から白峰村の歴史について講話があり、その中で、昭和9年7月11日未明に発生した、未曽有の土砂災害について生々しい話がありました。

 この年は、白山周辺に残雪が多く、その雪解け水に400ミリを越える豪雨が重なり、別当谷右岸が大きく崩れ(いわゆる別当大崩れという)約600万立方メートルの土砂が流れ出しました。
 ちなみに、昨年5月17日に発生した土石流災害は、総雨量216ミリ、崩壊土砂は17万6千立方メートルといわれています。




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