第4・5回研修会では、庄川、長良川流域の地形、文化について学びました。白山山系をとりまく富山県、岐阜県側の地形や文化を知ることで、白山砂防について、より深く理解することが目的でした。

 第4回は7月20,21日の梅雨明け前のあいにくの雨の中、白山登山を実施しました。上りは手取川の源流域の観察をし、下山ルートは平瀬道を通って、岐阜県側からの白山斜面を観察しましたが、その斜面は今はすっかり緑におおわれ安定した地形を呈し、砂防事業の必要もなく、石川県側と大きく違うことが実感されました。

 第5回は、岐阜県郡上市にある「白山文化博物館」を訪れ、美濃禅定道を中心とした白山信仰と石川県側の白山山麓と異なった生活、文化について学びました。さらに、平成11年の白鳥町豪雨災害の復旧状況についても見学しました。




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