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4.4車線化した場合、なぜ中央分離帯が必要なのでしょうか?
●国道拡幅に伴い4車線化した場合、なぜ中央分離帯が必要なのでしょうか?
- 対向車線に進入した場合に起こる、致命的な事故(正面衝突)等の防止につながります。
- 中央分離帯を設けることより、対向車を気にすることなく、安心して高速度の運行が可能となります。
- 中央分離帯に植栽や柵を設けることにより、夜間走行時に運転者の障害となる、対向車線を走る車のライト等、まぶしいと感じる光を防止する事ができます。
- 誤って対向車線を走ることを防止します。
- 平面交差点を持つ道路では、中央分離帯に十分な幅員があれば、道路幅を変えることなく右折車線を設けることができます。
- 交差点以外でのuターンや対向車線の沿道への進入を防止する事により、渋滞の元となる交通の障害をなくし、安全な走行が行えるようになります。
- 中央分離帯が安全島の役割を持つことにより、歩行者の横断の安全性が向上します。
■ (参考)4車線化した場合としない場合の事故率の比較 ■

●中央分離帯がない場合、次のような悪影響が考えられます。
- 右折する時などでの対向車線を走行中の車との事故が多発しやすくなります。
- 追い越し車線で右折するために停車・減速した車への追突事故が多発しやすくなります。
- 右折に伴い車が一旦停止することより、追い越し車線の車の走行への障害となり、渋滞の元となります。また、追い越し車線の車が走行車線に移ろうとした場合、走行車線を走っている車の走行の障害となり、渋滞の元となります。
■ 中央分離帯がない場合 ■


中央分離帯を設置した場合、安全でスムースな走行が可能となります。
■ 中央分離帯がある場合 ■

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