国土交通省北陸地方整備局

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ホーム > 情報公開 > 発注者綱紀保持 > 発注者綱紀保持委員会の開催状況(第1回定例会議)

発注者綱紀保持
北陸地方整備局発注者綱紀保持委員会
委員からの意見・質問及び回答
●意見・質問 ●回 答
1. 公共工事の問題については、OBからの影響力があるのではというのが一般国民の疑問だと思う。その点について、何か対策はされているのか。
1. 国交省入札談合再発防止対策委員会においてとりまとめた入札談合の再発防止対策のなかに、再就職の見直しや勧奨年齢の引き上げなどの措置を行うこととしています。
2. 説明資料の中に指名業者等となった後についての入室規制とあるが、現在、執務室内には基本的には自由に入ることができるのか。
2. 常時積算を行う部署については、入口に「入室をご遠慮ください」と記載した看板を設置し、入室できないようにしています。一般の執務室については、受付を通して職員と面会するようになっています。
3. どのようなイメージの綱紀保持マニュアルを作成し、職員に対しどのようにそれを活用していくのか。また、発注者だけではなく受注者に対しても公開し、この取り組みを理解してもらうための説明等は行うのか。
3. マニュアルについては、現段階では漠然としたイメージであり、今後内容を検討していきたい。発注における各段階において職員が気をつけなければならない項目やその理由について具体的に記述することなどを考えています。素案ができた段階で委員の方々にご意見を頂きたい。受注者に対しては必要な事項について、これまでも入室規制等を行っていますが、マニュアルなどの取り組み事項についても、必要なものについては再整理して理解をお願いしていきたい。
4. 説明資料中の「施工・検査」における監督職員と検査職員の構成はどのようになっているのか。
4. 監督職員と検査職員は別の職員が担当しています。検査職員は整備局長等から任命された管理職以上の職員で、検査要領に基づき検査を行っています。内容としては、工事関係の書類が適正であるかとか図面が適正であるか、現場が適正に施工されているか等を確認しています。また、監督職員は、契約の適正な履行を確保するため、随時現場等において施工状況の確認及び把握、段階検査を行っています。
5. 検査職員の人数は。
5. 原則1名ですが、工事の内容によっては工種にあった電気や機械等の専門の職員を検査補助者として、複数名で対応する場合もあります。
6. 検査の際には、破壊検査をすることはあるのか。
6. 破壊検査は、検査要領に基づき、必要に応じ実施しています。
7. 過去の構造物に対する技術力を評価し、20年から30年位の長い目で見た品質の出来具合等も入札の際に考慮するようなことはあるのか。
7. 現在は、土木や建築といった同工種の過去10年間の施工実績を重視しています。ダムなど数の少ないものについては20年という場合もありますが、原則として、これら過去の施工実績により企業の技術力を判断しています。これに技術提案をプラスして評価する総合評価方式により入札を行っています。
8. 落札決定した後で、その決定のプロセスを一般に公開しているのか。
8. 入札結果はインターネットで公開しています。総合評価方式によるプラスαの技術力の評価の部分については、数値に換算した結果表を、インターネットで公表しています。
9. 整備局では、職員に対し研修等を行う機会というのは多いのか少ないのか。
9. 整備局の研修施設において、役職等による段階別の研修や専門内容に応じた研修を、ほぼ1年を通して行っています。この際に、公務員倫理等をできる限り研修内容に組みんでいます。また整備局以外にも国土交通大学校や他機関で実施する研修もあるので、研修を受ける機会は比較的多いと言えるのではないでしょうか。
10. 現状の研修は「詰め込み」研修が非常に多い。詰め込みではなく「行動化出来る」研修の方向に持っていかなければモラルは向上していかないのでは。
10. 職員倫理などモラルに関する研修は、既に行っていますが、委員の方々から、いろいろなご意見をお聞かせいただき、更によいものとすべく検討していきたい。
以 上
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