跡津川(あとつがわ)奥飛騨の砂防チェック!-⑯

数値DATA
  • 佐古砂防えん堤
着工
平成2年9月28日
完成
平成12年3月
高さ
14.5m
長さ
152m
幅(天端幅)
3m
構造
重力式スリット型砂防えん堤
幅5mの魚道が2ヵ所設けられている
  • 床固工=施工中9基
【参考】宇宙科学のメッカ・神岡
東京大学宇宙線研究所「スーパーカミオカンデ」
  • 東京大学宇宙線研究所小柴昌俊教授が中心となって神岡町茂住の神岡鉱山茂住坑内に神岡宇宙素粒子研究施設、通称「カミオカンデ」が建設され、昭和58年4月に「神岡地下観測所」として実験が始まった。最初は素粒子物理学の最も基本的な問題である、物質の安定性を研究するものだったが、昭和60年からは、宇宙から飛来するニュートリノと呼ばれる素粒子の観測もできるように改良が進められた。
  • 昭和62年2月、大マゼラン雲に発生した超新星爆発(恒星の終末)1987Aからのニュートリノ11例を観測し、昭和63年には太陽からのニュートリノを観測。陽子崩壊の探索では素粒子の大統一理論に修正を迫るなど、世界中の研究者から注目され大きな実績を残した。