焼岳奥飛騨の砂防チェック!-⑥

  • 昔から霊岳としてあがめられていたが、登拝が困難な険しい岩峰であったため、周辺の笠ヶ岳や槍ヶ岳が信仰の厚い僧侶によって登頂された後も、穂高だけは登頂されず、1893年のウォルター・ウェストンの登頂が最初とされている。この登頂によって近代アルピニズムが開花した。以後、日本山岳会のメンバーが相次いで登り、明治の末期に、北穂高、奥穂高、枯沢(からさわ)岳、前穂高、明神岳という風に、それぞれの名称が与えられるようになった。
  • 深田久弥の日本百名山の一つに数えられている。穂高の気高い岩峰群は日本山岳景観の最高のものとされ、今なおアルピニストたちを魅了してやまないという。
  • 標高=3190m(奥穂高岳)、2909m(西穂高岳)

錫杖岳(しゃくじょうだけ)
  • 神坂~中尾高原~鍋平高原からよく見える。
  • 笠ヶ岳の手前に見える(中尾から見た場合)切り立った岩峰で、ロッククライマーの格好の場となっている。
  • 周りの山々と比べて標高は低いものの、荒々しく、男性的な風貌を持った特徴ある山
  • 標高=2168m