上宝村・奥飛騨温泉郷奥飛騨の砂防チェック!-①

上宝村・奥飛騨温泉郷DATA
  • 面積=475.12km2(うち山林・原野が95.4%を占める)
  • 人口=4,011人(平成12年国勢調査)
  • 世帯数=1,360世帯(平成12年国勢調査)
  • 標高(役場のある場所)=627m
  • 年平均気温=10.7度
  • 源泉数=174ヵ所
  • 宿泊施設数=212(平成11年3月時点)
  • 年間観光客数=約200万人
ココがポイント 奥飛騨と砂防
  • 北アルプスの自然の中でも奥飛騨にしかないものが活火山焼岳。また、3,000mの山々から一気に流れ落ちる急流河川があり、その川沿いに温泉街が開けているのも奥飛騨の特徴。
  • 活火山焼岳や急流河川、非常に崩れやすい谷が多いことから、昔から多くの災害が起こった。

→① 風光明媚な岐阜県を表現する言葉として「飛山濃水」という言葉があるが、度重なる自然災害に悩まされてきた地元の人にとっては、しばしば「悲山悩水」であったという。

→② 奥飛騨の地元の人は、「火事になっても屋敷は残るが、水害は屋敷も何も持っていって河原になってしまうので、火事よりも恐ろしい」といい、土石流(山津波)が何よりも恐ろしかったという。