イベント開催報告
「土砂災害から地域を守る」シンポジウムを開催しました
令和元年11月5日(火)10:00~12:00


おぐに開発総合センター(山形県西置賜郡小国町)にて、昭和42年羽越水害を契機に昭和44年から荒川において直轄砂防事業に着手し、今年で50年の節目を迎えることから、今一度、土砂災害対策の大切さ等を地域とともに考える機会とすべく、「土砂災害から地域を守る」シンポジウムを開催しました。
国会議員(代理)、県議会議員、町村議会議員、行政関係者、地元関係者など、約150名の方に参加いただきました。
開会挨拶
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実行委員長 仁科洋一 (小国町長) |
来賓挨拶
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山形県議会議員 五十嵐智洋 氏 |
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新潟県議会議員 小野峯生 氏 |
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北陸地方整備局長 吉岡幹夫 氏 |
事業報告
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飯豊山系 砂防事務所長 石田和典 |
基調講演
「土砂災害の恐ろしさ 土砂災害対策の大切さ」

国土交通省
水管理・国土保全局
砂防部長
今井一之 氏

「着実な砂防事業は台風19号でも効果を発揮しました。投資をしたものが災害発生時に効果を為すと考えています。住民がハザードマップによる危険箇所を認識し、防災施設の効果を理解いただくよう、正確に、先人の知恵と努力の情報を発信していくことが必要です。」等のご講演をいただきました。
特別講演
「豪雨災害にそなえて~早期避難対策~」

山形県警察本部
警部部災害対策官
山形県警視
太田善久 氏

「自分は大丈夫という正常性バイアスの意識を改革し、早期避難で『自らの命は自らが守る』行動をしていただきたい。命を守るのは『あなた』です。今年1月に小国町で行政が連携して行った防災セミナーでは、参加した町民による『早期避難宣言』を行いました。」等のご講演をいただきました。
閉会挨拶
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副実行委員長 加藤弘 (関川村長) |
【屋外展示】
屋外展示では、土石流模型実験装置や降雨体験車の体験、パネル展示等を行いました。
屋外展示には、隣接する小国小学校の4年生57人の皆さんも来場し、防災学習も行いました。



