- 技術開発
[第9回] けんせつフェア in 北陸 2009
平成21年10月21日と22日の両日にわたり、新潟市の新潟市産業振興センターにおいて「けんせつフェアin北陸2009」が開催されました。
本フェアは、産・学・官の優れた建設技術を一堂に集め、建設技術者の技術の研鑽・高揚並びに技術情報の交流の場として、新技術・新工法の積極的な活用促進や建設技術を通じての地域づくりの広報を目的に平成5年から隔年開催により今回で9回目の開催となりました。
『知っていますか?暮らしを支える建設技術』をキャッチフレーズに108の機関から247技術の展示があり、全ての人が安全・快適に暮らせる生活環境の実現に向けた技術を中心とした「安全・安心」をテーマとする技術が半数以上展示され、また前回には無かった「情報化施工」に関する技術の展示がありました。 平日の開催であり前回より一般と学生の来場者が減少しましたが、企業の方は前回より多く、期間中2,100人の方々が来場されました。
オープニングセレモニー
「けんせつフェアin北陸」の実行委員長を務める北陸地方整備局小池企画部長の開会宣言に続き、主催者 を代表し前川局長より「社会資本の整備におきまして、工事の品質確保やコスト縮減には、新たな技術の開 発やその普及は不可欠である。」と開会挨拶を述べ、続いて来賓を代表して国土交通省総合政策局建設施工 企画課長代理施工環境技術推進室森室長より祝辞を頂きました。
技術の展示
今回出展された108社の出展ブースでは説明パネルの他、実物や模型の展示により新技術の説明が分かりやすく工夫されていて、まさに「みて、ふれて、知る」新技術公開の場となりました。
展示技術の内NETIS登録技術(申請中含む)が116技術で全体の約半分とさらなるNETIS登録が期待されました。
展示フロア中央には出展技術をより多くの方に知って頂くためプレゼンテーションコーナーを設け、2日間で23技術の発表が行われました。特に今回初めて展示された、情報化施工技術の発表では多くの方が聴講されていました。 このプレゼンテーションコーナーを積極的に活用して頂くため、今回、はじめて(社)建設コンサルタンツ協会のCPDと(社)全国土木施工管理技士連合会のCPDSの認定プログラムに申請し、約40名の技術者に受講証明を発行しました。
御礼
最後に、本フェアが技術情報の交流の場として活用され、有用な新技術・新工法の活用・普及のさらなる促進 により良質な社会資本の整備に寄与されることを期待します。また、出展者及び御協力頂きました関係各位並びに来場者の方々に厚く御礼申し上げます。