- 技術開発
[第4回] けんせつフェア in 北陸 '99
平成11年10月8日(金)10:00~16:00と9日(土)9:30~16:00の両日、国土交通省北陸技術事務所(西蒲原郡黒埼町大字山田)の構内特設会場において「けんせつフェアin北陸 ’99」が開催されました。
本フェアは、産・官・学で研究・開発された新技術・新工法・新材料等の成果を一堂に展示し、建設現場への積極的な活用と普及を図るとともに、広く建設事業をPRすることを目的に開催しました。
本フェアは、平成5年を初年度に隔年で開催し、今回で4回目の開催となりました。
開催前日から降り出した雨も開催初日の開会式にはすっかり止み、心配された天候も回復し、会期期間中は二日間ともに快晴に恵まれました。
初日が3,114名・2日目が2,086名と合計5,200名の来場者があり、会場は賑やかな雰囲気に包まれていました。
オープニングセレモニー
初日の開場に先立ち、10月8日(金)午前10時から会場正面アーチ前において、オープニングセレモニーを行いました。
本フェアの母体である北陸地方建設事業推進協議会の会長を務める白波瀬北陸地方建設局長より、「北陸地域のニーズと時代に即した技術開発・技術研鑽の進 展と建設事業の推進に寄与することを期待する」と挨拶を述べ、続いて来賓として建設省建設経済局の田中建設機械課長より祝辞を頂きました。
挨拶・祝辞に続き、来賓・主催機関代表による「テープカット」と「くす玉開披」によって2日間のけんせつフェアが盛大に開幕しました。
技術の展示
4回目となる今回の展示テーマは、北陸地方のニーズが特に高い「雪に強い地域づくり」「良いものを安く」「自然災害からの安全確保」「環境の保全と創 造」「ゆとりと福祉」の5つをテーマに広く募集した結果、前回を上回る92機関(官公庁4機関、民間88社)から270余りの最新の建設技術が展示・公開 されました。
また、北陸地方建設局の技術開発相談員が展示技術の中から現場で活用が期待される新技術・新工法についての検討会も行われました。
来場者内訳
単位:人
10/8(金) | 10/9(土) | 計 | |
---|---|---|---|
一般 | 305 | 1,106 | 1,411 |
招待者報道関係 | 44 | 0 | 44 |
官公庁 | 424 | 45 | 469 |
企業団体 | 829 | 282 | 1,111 |
学校関係 | 925 | 93 | 1,018 |
出展者 | 587 | 560 | 1,147 |
計 | 3,114 | 2,086 | 5,200 |
初日は、官・民の技術者に新技術・新工法の活用・普及に向けての真剣な見学が見られ、学校単位で参加した学生には”技術開発を間近に見ることができ、大変勉強になった”との声が寄せられました。
また、2日目の土曜日には家族連れなどの一般の方々が多く訪れ、分かり易い展示で身近な建設事業に対する期待が伺われました。