- 技術開発
[第3回] けんせつフェア in 北陸 '97
平成9年10月3日(金)10:00~16:00と4日(土)9:30~16:00の両日、国土交通省北陸技術事務所(西蒲原郡黒埼町大字山田)の構内特設会場において「けんせつフェアin北陸 ’97」が開催されました。
本フェアは、建設分野の最先端の新技術、新工法、新材料等を一堂に公開することで、今後の技術開発を促すとともに、開発された技術の普及促進、建設事業のイメージアップを図ることを目的に開催しました。
1993年に第1回目を開催し、1995年の第2回を経て、今回は第3回目を数えました。開催両日は、低気圧の接近で危ぶまれた天候も開催期間中は持ち こたえ、澄み渡る秋空のもと出展規模・来場者は前回を若干下回ったものの来場者5,300名(前回:5,400名)を数え盛況裏に開催出来ました。
オープニングセレモニー
本フェアの開場に先立ち、10月3日(金)午前10時から会場正面アーチ前において、オープニングセレモニーを行いました。
「けんせつフェアin北陸’97」の母体である北陸地方建設事業推進協議会会長の日月北陸地方建設局長、本フェアの主催機関である(社)日本土木工業協 会北陸支部の牧野支部長の挨拶に引き続き、来賓を代表して建設省建設経済局建設機械課長が祝辞を頂きました。
続いて、主催代表者・来賓等によるテープカットを行い、その後、主催関係者よるくす玉開披により2日間のけんせつフェアが幕を開けました。
技術の展示
今回のフェアは、76機関(官公庁2機関・民間74社)から「良いものを安く」「雪に強い地域づくり」「環境の保全と創造」の3つのテーマに沿って建設 機械の無人化技術、建設廃材などを利用した新素材、人と自然に優しい新技術・新工法、衛星・光ファイバーを活用した情報通信のシステム化技術、新素材を用 いた融雪技術など215の出展品がありました。
来場者内訳
単位:人
10/3(金) | 10/4(土) | 計 | |
---|---|---|---|
一般 | 309 | 719 | 1,028 |
招待者報道関係 | 26 | 0 | 26 |
官公庁 | 321 | 34 | 355 |
企業団体 | 894 | 563 | 1,457 |
学校関係 | 1,190 | 209 | 1,399 |
出展者 | 560 | 475 | 1,035 |
計 | 3,300 | 2,000 | 5,300 |
今回は、特に多くの学生の参加があり “授業では得られない勉強となった” “建設技術を見直した” “いろんな企業の事業内容が分かり就職を考えるときに役立ちそうです” 等の声が聞かれました。